製造技術/品質管理お仕事ブログ

製造技術者の仕事で活用出来るスキルを紹介

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統計値の考え方~平均値~

 

平均値や標準偏差などよく知られている言葉だからこそ、何となく分かった気になって使っている場合が多いですが、基礎を誤った解釈をしているといざ発展的な内容に踏み入ると混乱してしまいます。

基礎的内容こそしっかり抑えていきましょう。

 

 

本ページはこんな方にオススメです!

・メーカーで使える統計学の基礎から学びたい

・QC検定を受講したいが、何から始めればいいか分からない

・平均値は母集団の推定値であることを理解できていない

 

製造技術者として、重要な分野と認識していますので復習の意味を込めて確認していきましょう!

 

平均値(Average)

製造現場では、しばしば平均値(Average)という値を用いてモノの出来栄えや工程の状況を議論しますが、何となくわかった気になって使っていませんでしょうか?

多くの場合の議論で使われる”平均値”は、対象の母集団となるばらつきを持った分布を任意のサンプリング数を用いて推測しているものになっています。

(※母集団をすべて測定出来ている場合は別ですが、それでも測定誤差などが含まれているため真に正確な母集団の分布を特定することは不可能です)

この母集団からのサンプリングによる平均値の意味合いを正確に理解することで、統計的有意差検定(t-検定)などの内容を理解することに繋がります!

本記事では

1.母集団からのサンプリング(正規分布)

2.サンプリングによる平均値の考え方

3.平均値の推定区間

と順序立てて考えていきましょう。

 

 

1.母集団からのサンプリング(正規分布

 

 

 

2.サンプリングによる平均値の考え方

 

 

 

 

3.平均値の推定区間